
ガス検知器のアラームには複数の種類がある
硫化水素ガス検知器を使用していると、
- Low Alarm
- High Alarm
- TWA
- STEL
といった表示を目にすることがあります。
これらはすべて警報に関する設定ですが、それぞれ意味が異なります。
まずは、それぞれの役割を理解しておきましょう。
Low Alarmとは
Low Alarm(低警報)は、あらかじめ設定された濃度に到達した際に発報する警報です。
目的は、
「危険な状態になる前に注意を促すこと」
です。
硫化水素濃度が上昇し始めた段階で作業者へ警告を行います。
High Alarmとは
High Alarm(高警報)は、より危険な濃度に達した際に発報する警報です。
Low Alarmより緊急性が高く、
- 作業中断
- 退避
- 状況確認
などの判断につながります。

TWAとは?
TWA(Time Weighted Average:時間加重平均値)は、
1日8時間・週40時間の作業で、ほぼ全ての労働者が健康被害を受けない
とされる平均濃度です。
瞬間的な濃度だけではなく、長時間の曝露リスクを把握するために使用されます。
STELとは?
STEL(Short Term Exposure Limit:短時間ばく露限界値)は、
短時間に高濃度のガスへ曝露した場合の危険性を管理するための指標で、たとえTWA内でも一過性で超えてはならない15分間の平均値です。
例えば、
濃度が一時的に上昇した場合でも、人体への影響が生じる可能性があります。
そのため、TWAとは別に監視されています。

アラーム値は変更してよいのか
ガス検知器によってはアラーム値を変更できます。
しかし、取扱説明書でも
現場の安全基準や管理責任者の承認に基づいて設定すること
が推奨されています。
安易に変更すると、本来必要な警報が発報しなくなる可能性があります。
WatchGas PDM+ 硫化水素ガス検知器(7192000)
WatchGas PDM+ 硫化水素ガス検知器(7192000)は、
- Low Alarm
- High Alarm
- TWA
- STEL
に対応した携帯型ガス検知器です。
測定対象は硫化水素(H₂S)で、
- 測定範囲:0~100ppm
- 分解能:0.1ppm
- ATEX Zone 0対応
- IP67
の仕様を備えています。
マンホール内作業や排水設備、汚泥設備での継続監視に適しています。
硫化水素ガス検知器の導入や仕様確認を検討している場合は、WatchGas PDM+ 硫化水素ガス検知器(7192000)の詳細をご確認ください。

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