
大阪・関西万博は、2025年10月13日に閉幕しましたが、それ以降も各地でアフター万博が盛り上がっています。
その中のひとつ、大阪市立美術館で開催中の「イタリア館の至宝展」に行きましたので、紹介したいと思います。
大阪はクリスマスムードにあふれていますので、その様子もご覧ください!


最寄り駅の天王寺駅を出て大阪市立美術館に向かうと、その道中のてんしばではクリスマスマーケットが開催されています。



美術館が近くなると、今回のポスターが大きく掲示されています。

少し並んで入場すると、最初のエリアはファルネーゼのアトラスが展示されています。

万博と同じく、近い位置から360度鑑賞することができます。
約2000年前に制作されたとは思えない圧倒的な存在感と精密さです。






万博とは違って壁に解説があるので、美術品のことをより知ることができて感動します。
次のエリアは、正義の旗の展示と伊藤マンショの紹介です。

ピエトロ・ヴァンヌッチ(通称「ペルジーノ」)「正義の旗」は、写真から想像するよりも実物はより大きく、高さ2m、幅1.4mもあります。


解説によると、当時のペルージャの街並みが描かれていて、神への祈りが現実の人間社会に息づいていたことを物語っているそうです。
同じエリアに伊藤マンショに関する展示もあります。


次のエリアは、レオナルド・ダ・ヴィンチのアトランティコ手稿です。

まず、拡大写真が展示されています。

万博会場では歩きながら写真を撮影することしかできなかったので、じっくりと見ることができて良かったです。


通路を渡ると、本物が展示されています。


ここだけは万博以上に並びました。というのも、展示品の前には数秒しかいれませんが、ちゃんと写真を撮影できるまで待ってもらえるからです。展示品へのダメージを防ぐために会場内のライトは控えめで、そのせいでピントを合わせづらくて、万博で撮影した写真はぼやけたりするんですよね。




このエリアを抜けるとイタリア各地方や博物館の紹介VTRがあり、そのあとにグッズショップがあって終了です。
この会場限定のグッズもありますし、ミャクミャクグッズもありました。もちろん万博価格です。
会場出口にはファルネーゼのアトラスの顔はめパネルがあります。けっこう撮影している人がいました。この角度で顔をはめようとすると、すごく痛いです。

ちなみに、今回のチケットで大阪市立美術館の常設展も観ることができます。
こちらもおすすめですよ。
美術館を出るとすっかり夜になっていました。
クリスマスマーケットもライトアップされて、にぎわっていました。




「イタリア館の至宝展」は、万博で見た人もそうでない人にもおすすめです。
特に解説が豊富で、解説を読んだ前と後とでは展示作品の見方が変わりました。
少ないですが、当日券もあるようですので、気になった人はぜひ行ってみてください。

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