ある製鉄所様では、高温かつ気泡が混入する冷却水ラインの流量監視に悩んでいました。既設の流量計では、気泡や水質の変化によりデータの読み取り抜けが頻発し、冷却不足の兆候を見逃すリスクがありました。
そこで導入されたのが、ポータブル超音波流量計DXN-5Pです。DXN-5Pはハイブリッド測定方式を採用しており、清水時は高精度のトランジット方式で、気泡混入時はドップラー方式で測定を継続できます。そのため、これまで測れなかった時間をゼロにし、24時間の連続監視を可能にしました。
導入後は、冷却水の流量データが安定して取得できるようになり、冷却不足の兆候も即座に検知可能に。さらに、現場での再測定作業が大幅に削減され、運用効率と安全性の両立に貢献しています。
