水素

防爆環境下の水素供給システムを実現!計装エア不要の電磁弁で燃料電池システムを自動制御

導入製品
Clark Cooper 高圧/大流量電磁弁

ある実証試験において、水素ボンベ(14.7MPa)から減圧して燃料電池に水素を供給するシステムにて、減圧前および減圧後のラインに対応可能な電磁弁をお探しとのご相談をいただきました。

ご使用環境が防爆雰囲気下であったことから、一般的にはエア作動弁の使用が想定されるケースですが、当該設備では計装エアの供給が難しいという制約があり、電動式である電磁弁をご希望されていました。

そこで当社より、防爆認証(海外規格)に対応し、最大使用圧力68.9MPa(10,000psi)まで対応可能なClark Cooper(クラーク・クーパー)社製 EH40シリーズをご提案。高圧環境かつ防爆要求を満たす仕様が評価され、本試験設備への正式採用に至りました。

本製品は、防爆雰囲気下においても電磁弁による制御が可能であり、計装エアに頼らない構成を実現したい現場において有効な選択肢となります。

Clark Cooperでは、高圧対応のEH30、EH40、EH50、EX30、EX40シリーズ電磁弁にATEXコイルオプションを標準仕様でご用意しており、世界各地での製品展開において爆発性雰囲気での使用が可能です。

このATEXコイルは、爆発性雰囲気(Ex環境)での使用を想定して設計されており、欧州指令94/9/EC(現ATEX指令)および、IEC/EN 60079(ガス)、IEC/EN 61241(粉塵)の各規格に適合しています。

【EH30、EH40、EH50、EX30、EX40 向けATEXコイル仕様】

Clark Cooper ATEXコイル:d mb IIC T4/T5⇒IEC 60079-1(耐圧防爆)および 60079-18(樹脂封入)に準拠した耐圧防爆&封入構造タイプ

Clark Cooper ATEXコイル:mb II T4/T5⇒ IEC 60079-18に準拠した樹脂封入構造タイプ

防爆対応が求められる用途においても、Clark Cooper製品は安心してご使用いただけます。

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