【実機レビュー】CRY8025 ポケットプロ 超音波ガス漏れ検知カメラを開封|スマートフォンサイズの設備保全ツールを試してみました

「超音波ガス漏れ検知カメラ」と聞くと、大きくて専門性の高い機器をイメージされる方も多いのではないでしょうか。

そんなイメージを覆す新製品が、CRYSOUNDから登場しました。

今回は、新製品 「CRY8025 ポケットプロ 超音波ガス漏れ検知カメラ」 が届きましたので、実際に開封しながら、その魅力をご紹介します。

果たしてどれほどコンパクトなのか、そして本当に誰でも簡単に使えるのか。実際に触ってみた率直な感想を交えながらレビューしていきます。


まず驚いたのは、工業製品らしくないパッケージ

届いた箱を見て、最初に感じたのがこちらです。

「本当に工業製品なの?」

まるで最新のスマートフォンを購入したかのような、洗練されたパッケージデザインです。

設備保全機器というより、ガジェット製品を開封しているようなワクワク感があります。

箱を開けると、すぐに本体が現れます。

ここでもスマートフォンのような印象は変わりません。

無駄のないシンプルなレイアウトで、高級感も感じられます。

こちらが本体です。

一見するとコンパクトなデジタルカメラのようなデザインですが、中には高性能な音響イメージング技術が搭載されています。

想像以上にコンパクト。スマートフォンとほぼ同じサイズ

続いて、普段使用しているスマートフォンと比較してみました。

今回比較したのは、6.1インチディスプレイ搭載のスマートフォンです。

重ねてみると、驚くほどサイズ感が近く、ほぼ同じ大きさであることが分かります。

一方で、厚みは少しあります。

およそスマートフォン2台分ほどの厚みがありますが、その分しっかりとしたホールド感があり、持ちにくさは感じません。

実際に手に持ってみると、このようなサイズ感です。

片手で無理なく操作できる絶妙なサイズに仕上がっています。

さらに、作業着のポケットにもすっきり収まります。

設備点検の現場では、「持ち運びやすさ」が想像以上に重要です。

点検のたびに専用ケースから取り出す必要があると、どうしても使用頻度が下がってしまいます。

しかし、CRY8025なら、普段から持ち歩いて気になったときにすぐ確認できます。

まさに「日常点検のハードルを下げる」製品といえるでしょう。

上位モデルと比較すると、そのコンパクトさは一目瞭然

ちなみに、高性能モデルである「CRY8124」と並べてみると、その違いは歴然です。

サイズはおよそ4分の1。

これまでの超音波ガス漏れ検知カメラの概念を大きく変えるコンパクトさです。

もちろん、小型化したからといって性能を妥協しているわけではありません。

高感度マイクロフォンアレイを搭載し、圧縮空気漏れやガス漏れ、部分放電(PD)の検知に対応しています。

さらに、漏れ箇所を見つけるだけではなく、漏れ量の定量化まで行えるため、エネルギーロスの「見える化」も実現します。

実際に使ってみました

今回はエアコンの吹き出し口を対象に、エアリークとして検知できるよう設定してデモを行いました。

画面上のマークが、音源を捉えた位置です。

操作は非常にシンプルで、専門知識がなくても直感的に使用できます。

まさに製品コンセプトである、

「誰でも、いつでも、どこでも設備の異常をチェックできる」

を体現しているような使用感でした。

さらに、この製品でできることはエアリークの検知だけではありません。

  • 圧縮空気漏れの検知・漏れ量評価
  • 各種ガス漏れ検査
  • 部分放電(PD)検知
  • HVAC設備のメンテナンス
  • 工場・プラント設備の予知保全
  • エネルギーロス削減活動
  • 保全データの分析・トレンド管理

漏れ量や年間損失金額の算出もできるため、「見つけて終わり」ではなく、「改善効果の見える化」まで実現できます。


実際に触って感じたメリットと気になった点

【良かった点】

個人的に最も魅力的だと感じたのは、やはり携帯性です。

普段から持ち歩いておけば、気になる設備を見つけた瞬間に、その場で漏れの有無を確認できます。

また、操作画面やUIはエントリーモデル専用の簡易版ではありません。

上位モデルと共通のインターフェースを採用しているため、

  • 画面が見やすい
  • タッチ操作がスムーズ
  • 初めてでも直感的に使える

という点も非常に好印象でした。

さらに、価格帯も上位モデルの約半額程度となっており、コストパフォーマンスの高さも大きな魅力です。

【気になった点】

一方で、コンパクト化に伴い、ディスプレイサイズは従来製品より小さくなっています。

初めて超音波ガス漏れ検知カメラを使用する方や、片手持ちタイプをご利用の方であれば気になることは少ないと思いますが、これまで大型の両手持ちタイプを使用されていた方は、最初は少し慣れが必要かもしれません。

ただし、このサイズだからこそ得られる機動力を考えると、十分にメリットが上回ると感じました。


「漏れを見つける」から「設備保全を進化させる」時代へ

CRY8025は、単なる漏れ検知器ではありません。

「漏れを見つけるだけで終わらせない。定量化と高度解析で設備保全を次のステージへ。」

というコンセプトの通り、設備保全をデータドリブンに進化させる一台です。

ポケットに入るサイズでありながら、設備診断、エネルギーロス削減、予知保全まで幅広く活躍します。

日常点検の新しいスタンダードになる製品かもしれません。


製品の詳細はこちら

詳細な仕様や機能については、製品ページをご覧ください。

デモ機もご用意しておりますので、実際にお試しいただくことも可能です。

ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

一覧へ戻る